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新たな古いツール [カメラ]

デジイチに移行しても銀塩カメラや古いレンズの魅力は捨てがたく、今後手に入らない名玉MFレンズをゲットすべくいつも数件の中古カメラ屋のサイトをのぞいております。

そんな中で以前より欲しかった「アオリ」撮影ができるシフトレンズ(旧型PCニッコール)に中古価格の逆転現象をみつけて思わず買ってしまいました。 
というのも、購入したグレードAはもう1台あったグレードBより¥1K安く、しかも相場より約¥10Kも安かったため速攻でその店にいき現物を確認して即決した次第です。 (差額は入荷時期の違いとの事。)


                 
ニコンのPC(Perspective Control)レンズは地味な存在でしたが、現行では「PC マイクロ 85mm F2.8D」(¥195,000)や、まもなく発売の「PC-E 24mm F3.5D ED」(¥295,000)がありますが、購入したのは既に生産終了している数種のシフトレンズの中の「PC ニッコール 28mm F3.5」(1981/2発売当時¥136,000)です。

出来れば「アオリ」と「ティルト」撮影ができる近日発売のPC-E 24mm/F3.5が欲しいところですが、容易に購入できる値段でもなく、「アオリ」だけでもつい絶版レンズの魅力に惹かれてしまいました。

欲しかった理由は建物を被写体にした場合に起きる「上すぼまり」現象の回避です。 (いまさらの話題ですみません)
プロによる建築物の写真は大版カメラによる「アオリ撮影」が常識ですが、海外ホテルのWebを検索すると下の写真のような典型的な「上すぼまり」写真を見ることができます。 (写真は参考掲載です)

  

古いレンズの話で恐縮ですが、「PC ニッコール 28mm F3.5」は、レンズを撮像面に対して平行に11mmシフトでき、これにより「アオリ」撮影が可能になるわけです。

                 

最近はこの「すぼまり現象」もレタッチソフトで補正できますが、MFでプリセット絞りのこのレンズでは、撮影現場で絞りを設定し、補正具合をみながら撮影するといった原始的なステップがふめる楽しみがあります。

早速、横浜の「みなとみらい地区」に行って試し撮影をしてきました。

Before (デフォルト:シフト無し)

After(約10mmシフト)

Before (デフォルト:シフト無し)

After(約10mmシフト)

とまぁ、こんな具合ですが、「それがどうした?」と言われれば、「自己満足の世界・・・」と言わざるを得ませんね。

シフトレンズはワイド志向が基本だと思ってましたが、中望遠でスウィング(ティルト)させることによりマクロ撮影も含めて奥行き方向に、ピントを合わせる範囲を広げたりまた狭めたりもできる楽しみがあります。 
ニコンはニューモデルで85mmのマイクロタイプで開発しましたが、今回はD3,D300の発売に合わせて自動絞り機能を搭載した、24mm(2/22発売)と、45mm、85mm改を夏以降に発売することになったようです。
(シフト機能は主に建築物撮影向き、ティルト機能は商品撮影向き・・・・リリースニュースより)

下の写真は、その「PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED」ですが、発売前のいま価格.comでは¥24万台で出ていました。 

                            

この機能を活かすには、D200の買い替えが必至となりそうです。

 


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そろそろ渡りの季節が・・・ [カメラ]

今日の多摩川はオナガガモやコガモなどの水鳥の数が減ってきており、ユリカモメも夏羽で頭部の
色が変ってきたものも出てきて、いよいよ北国へ渡る季節を示唆しているようでした。


D200 + AF-S VR 70-300mm / F5.6, 1/1000 / ISO:200

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試し撮り [カメラ]

昨日、導入したコンデジをED82につけて試し撮りに多摩川に行きました。

いつもならもう少し様々な鳥に会えたはずなのに、今日は暑かったせいか野鳥の種類が少なかったです。 
まずは、やっとそばに来たツグミをワイド端で撮りましたが、久々のデジスコで動きモノは難しい・・・。

ここでは普段、シジュウカラ、シメ、カワラヒワなどが見られますが今日はダメで場所を変えました。

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機材更新-P5000の導入 [カメラ]

銀塩からデジイチにハマったのが2005年頃からでしたが、それ以前には銀塩をやりながら「デジスコ」も始めておりました。 その頃のコンデジは今のものと比べれば雲泥の差を感じます。
そんな訳で休眠していた機材を更新したいと思っていたところP5000の発売がトリガとなってしまいました。 

まだ使用レポートもそんなに見当たりませんが、本日、他の機材も一度に揃う横浜のヨドでゲットしました。 還元率%はヨドのドットコムより大きかったです(18%→20%)

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ついにゲット!(ミラーレンズ:中古美品) [カメラ]

ソネブロでもミラーレンズのユーザーが増えているようですが、前から狙っていたタムロン製の中古で程度の良さそうなのが出たので、思い切ってゲットしてしまいました。

元箱、取説、フード、付属品一式、メーカー保証の1年までついており中古としては買い得でした。

      

タムロンのSP500は既に絶版になっており以前より欲しかったレンズでした。 小さくて軽いため手持ちで超望遠撮影ができますし、最短で1.7m(倍率1/3)まで寄れるのでマクロとしても使えます。

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予測追従フォーカス [カメラ]

このblogの最初に書いた「予測追従フォーカス」は今は「予測駆動フォーカス」というらしいが、動いているものへ絶えず合焦しようとする機能は銀塩カメラだったF5からF100ではそれがややおちたように感じていた。 D70購入でも気付いたが今回のD200へと、デジタルはその機能がさらに上がってきたように思える。
下の写真は近所で撮った近づいてくる電車を2~3秒ほど連写したものだ。

追従合焦の具合は、フォーカスを合わせた電車の前面の文字「多摩川」と列車番号「1024」をアップして確かめれば分かるが、しっかり予測してフォーカスを合わせてくれているようだ。


秒5コマの満足 [カメラ]

F5で初めて体験した秒8コマは驚異的な機能だったが、フィルムがゆえそのコスト面から頻繁にシャッターを切ることが出来なかったが、D200では、F100同様の秒5コマが今度は気兼ねなく頻繁に使える。
野鳥撮影にはもってこいだと思えるが、まずは近所の多摩川に少年野球の様子を撮りに行った。

さらに良いことは、F5同様に低速側は3コマと4コマが選べる。
造りの良さもさることながら機能面ではD1シリーズ延長上のカメラとも言えるようだ。


D200画像の解像感? [カメラ]

あちこちで評価されているようにいわゆる解像感の甘さが如実に出た。
昨年初めてD70持参で記録を残した恒例の横浜国際仮装行列に今年も出向いたが、
D200で撮った中に偶然同じ女性隊員の横顔カットがあることに気付いた。
それはパレードの華をかざり行列のトリを取るようになった横浜消防音楽隊だ。
若い女性の横顔アップなのであえて目を隠して出すがD70とD200の絵作りの差は歴然だ。
 


D200ではよくいわている「シャープネス」の甘さが感じられる。 ↑

但しこれをPicture Projectで輪郭強調すると次のようにシャープネスが増した。

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デジタルに侵食されるか・・・ [カメラ]

ついにD200に手を出してしまった。
そもそも常用カメラはF5とF100の銀塩派だった自分が、徐々にデジタル機器へと移行している。
昨年、キャンペーンの後押しもあってD70を(意地張って)フィールド・スコープ用に購入したが、アタッチメントを介した画像に空き足らず、最近はいつの間にか安易に持って歩く常用カメラになりつつあった。
ボディの造りやペンタ部のミラーやファインダーなどフラッグシップ機と比べては可愛そうだが、画像鑑賞にパソコン再生が主流となってしまった今ではフィルムスキャナーの作業も苦になってきたしそれに伴う画像劣化も気にはなっていた。
そこへ来てD200の登場となればかなり心を動かされたことは事実だ。
D1、D2シリーズと進みD3の登場をひそかに待っていたことは事実だがデジタル機器に対するその価格設定とライフサイクルの短さにはやや腰が引ける感があった。
そもそも「露光」(絞りの開け具合)と「シャッター速度」が基本機能だった銀塩カメラとは異なり、「デジタル処理」という新たな機能が加わったデジタル一眼では、以前の新型機登場とは異なった期待が確かにある。
勿論、銀塩でも付加機能の向上はいうまでもないが「出来あがりの絵」には差がなくなってしまっている。
そんな背景でD70からの「背伸び願望」がD200購入に踏み切らせた。
第一印象はやはり「造りの違い」だが、MFレンズも使えるうえにフォーカスや露光管理の機能が使えるのは大変ありがたいものだ。
出来あがり画像に関しては、D70では一般受けをねらったデジタル処理に高コストパーフォマンスを感じたが、D200ではそれとは一線を画した「ハイアマチュア向け」に対するニコンの意地のようなものが感じられる。 しばらくは使い込んでみようと思っている。

  

  


初めての一眼レフ [カメラ]

中学時代最後にそれまで欲しかった「ニコン」でこそなかったが、「ミノルタSRT101」が入手できて、小学生時代から「フジペット」、「キャノネット」を経て初めて自分の思いを表現できる本格的機材を備えた心持ちだった。 初めのうちは写真雑誌にあるようないわゆる「物言う写真」を撮りたくてひたすら被写体を求めては歩き回った。 まもなく「70年安保」の学生運動盛んな時代がきて、カメラ少年にとっては格好の被写体に多く浴した時期でもあった。 集会やデモがあれば撮影に出かけていきヘルメット学生と機動隊の小競り合いでは随分危ない場面に遭った。

その後、大学時代にはアルバイトで貯めた金もつぎこんで納戸に水道、棚、換気扇をつけてもらい暗室に改造、さらに写真に夢中になった頃でもあった。 (写真:東大安田講堂)                                                                           


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