初めての一眼レフ [カメラ]
中学時代最後にそれまで欲しかった「ニコン」でこそなかったが、「ミノルタSRT101」が入手できて、小学生時代から「フジペット」、「キャノネット」を経て初めて自分の思いを表現できる本格的機材を備えた心持ちだった。 初めのうちは写真雑誌にあるようないわゆる「物言う写真」を撮りたくてひたすら被写体を求めては歩き回った。 まもなく「70年安保」の学生運動盛んな時代がきて、カメラ少年にとっては格好の被写体に多く浴した時期でもあった。 集会やデモがあれば撮影に出かけていきヘルメット学生と機動隊の小競り合いでは随分危ない場面に遭った。
その後、大学時代にはアルバイトで貯めた金もつぎこんで納戸に水道、棚、換気扇をつけてもらい暗室に改造、さらに写真に夢中になった頃でもあった。 (写真:東大安田講堂)
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